美容系スタートアップ10選
イメージ的に、美容関係の市場はホットペーパー・ビューティーの独占の気がしています。インターネット×美容領域では大きな可能性があるのではないかと思い、調べてみました。
その場で予約などができるオンデマンド系、なんらかの形で双方が出会うきっかけをSNSなどで提供するマーケットプレイス系で大まかに分けた後、メディアやマーケティング支援といった形で分けています。
市場が大きいだけに、美容室の口コミなどにアプリベースで参戦してくれるスタートアップはまだまだあるはず。
美容とくくっても、ヘアサロンからネイルサロン、マッサージなどかなり幅広い領域で資格や商材の特質もかなり違うので、様々なスタートアップが出てくるでしょう。
ってことで「美容 スタートアップ」「美容 ベンチャー企業」と検索して出てきた企業をカテゴリ別でまとめました。
オンデマンド系
美容サロンの当日・直前予約アプリ
careL(ケアエル)
美容サロンのプロをオンデマンドで呼べる
マーケットプレイス系
FLAP
一般ユーザーはランキングやエリア検索で見つけた美容師のコメントや日々の投稿を見て、SNSのようにコミュニケーションすることができます。今までクーポン誌上やウェブサイトではわからなかった美容師のパーソナリティに触れ、相性の良さそうな美容師を選ぶことが可能です。
MADISON REED
ヘアカラー、シャンプー、トリートメントを顧客をサポートしながらウェブ・モバイルで販売しているスタートアップ。
顧客は自分の頭部の写真を撮りMadison Reedにアップロードすると実際のサロンにいるスタイリストからどのヘアカラーが合うかどうかのアドバイスを貰うことができる。
引用:Madison Reed | CHANOMA Startup List
ネイルブック
『ネイルブック』を利用している公式サロン登録数※は1,100店舗を超え、そのうち9割がプライベートサロンです。
プライベートサロンとは、顧客がリラックスできるプライベート空間を実現し、質の高いサービスの提供を重視している営業スタイルです。特徴として、個人事業者が多く、一人にかける接客時間は大体2.5~3.5時間と長めに設定されています。
『ネイルブック』では、これまで探すことが難しかったプライベートサロンを容易に探すことが可能となっています。
hairmo(ヘアモ)
見習い美容師(もしくはアシスタント)と、練習のためのカットモデルを結びつける
HAIR
Kamimado
ヘアスタイリストの知見を講座形式で紹介し、そのヘアスタイリストが所属するヘアサロンへ直接予約ができる
マーケティング支援
B2LiNK
中国美容市場に特化したビッグデータサービスを提供
B2LINK | Attract to ASIA, A track to ASIA
メディア
スキンケア大学
お隣中国はこんな感じです。
ネイル系O2Oサービスとして、河狸家、美到家などがあり、美容系訪問サービスとして、美容总监、容么么などがあります。大都市ではすでに飽和状態。河狸家はすでにシリーズCで5000万ドルを獲得し、企業価値はすでに3億ドルに達しています。美容系O2Oサービスは、自社で美容スタッフを抱える場合と、抱えない場合、さらに店舗に送客するのか、顧客を訪問するのかという軸で分けることができるます。最終的にはこのすべてを統合するプラットフォームへと集約していくのでしょう。